まちづくりニュースの発行状況について
毎月配布している、当会のまちづくりニュースですが、今年も猛暑で配布ボランティアの体調が憂慮されるため、2024年7月分は発行を休止しました。
ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
毎月配布している、当会のまちづくりニュースですが、今年も猛暑で配布ボランティアの体調が憂慮されるため、2024年7月分は発行を休止しました。
ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
2024/07/07の都知事選・都議補選に合わせて、まちづくりバザーを開催しました。
事前の告知不足な点がありましたが、皆様のご提供物・ご購入により、一定の収益がございましたので、今後のまちづくりニュースの紙代やイベント会場費などに利用させていただきます。
(金額については一部計算中のものがありますので、メールなどで会員向けにご連絡予定です)
東上線の立体化に関連した検討を行う、板橋区のときわ台駅周辺地区まちづくり協議会が開催されています。条件や人数制限があるものの、傍聴も可能なようです。次回は2024/7/29(月)の予定です。
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/bousai/machidukuri/chiiki/1050189/1052625/index.html
「旧板橋中央図書館跡地利用を考える会」がアンケートを行っているとのことです。
常盤台近隣に在住・在勤・在学の皆様からのご意見をお寄せください。
2024年2月「ときわ台駅周辺地区まちづくり協議会 まちづくりニュース設立準備号」が、常盤台エリアの住民に配布されました。
板橋区まちづくり推進室 鉄道立体化推進課が発行元となっています。都が主体の大山駅周辺の高架化は2030年度完成に向けて動き出していて、その次の動きとしてときわ台駅~上板橋駅周辺の立体化(2020年2月時点)を推進している模様です。配布された資料ではあまりその文脈に触れられていませんが、今回のまちづくり協議会の発足に向けてはその背景があると推測されます。
東武東上線は平面区間が長く、踏切が多いこともあって、人身事故が最も多い路線の一つとして知られています。立体化により事故の減少や、交通渋滞・開かずの踏切問題(2019年時点)の解消、南北間の交流促進といった好ましい側面もあります。
立体化のうち地中化ではなく、高架化が選択されると景観上は大きな圧迫感が生じるケースが多いのが懸念です。費用の面でも大きな差があることや、中板橋~ときわ台間は環七と石神井川が線路の下側にあるため、地下化の障壁になる可能性があります。
東急田園調布駅は地形の関係もありますが1995年に複々線化のため地下化されています。近年では京王線調布駅・小田急線下北沢駅が地下化を進めた一方、東上線大山駅は高架化が選択されました。周辺の地形や構造体の関係、費用の面の要素はありますが、周辺住民からの景観意識の声によって、地下か高架が判断要素に大きく関わる例があります。首都高速中央環状新宿線が中野区以南で地下になっているのは、周辺住民の声によるものです。
この街でどのような選択をすべきか、つくりはじめたら数十年は変えることのできない大きな意思決定になります。
今回メンバー募集がかかっているまちづくり協議会は定員8名。意見を話せる人数という点が重視されているのかもしれませんが、予定調和で形だけ開いたものにならないようにするため、特に公開の場で多くの人々が活発に議論するのがよいのではないでしょうか。
またまちづくり協議会ニュースには、既に町会と商店街の代表者で4回勉強会を開いたという記載があったものの、それについて広く発信されたSNSの記録、Zoomでの公開などの情報はパッと見では見つかりませんでした。この時代に、区が主催しているのであれば、もっと新しい形の議論のファシリテーション方法はないものでしょうか。
東上線立体化についてを伏せて「ときわ台駅周辺地区まちづくりマスタープラン」をつくるという目的に掲げる以上、単に高架化だけを前提にしたイメージで行われないことが望まれるのかもしれません。
ときわ台駅周辺地区まちづくり協議会(板橋区)
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/bousai/machidukuri/chiiki/1050189/1052625/index.html
常盤台住宅地で毎月配布している、当会のまちづくりニュースですが、今年はあまりにも猛暑日が続き、配布ボランティアの皆様の体調が憂慮されるため、2023年7月・8月は発行を休止しました。
ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
2023年4月23日は統一地方選挙で、板橋区長選挙・板橋区議会議員選挙が行われる予定です。毎回好評のバザーの開催が復活します。
地域の方に無償でご提供いただいた不用品を販売し、売上金をまちづくりニュースの発行などに活用します。商品のご提供・準備/販売スタッフのご協力をお待ちしております。
皆様のご参加をお待ちしています。
常盤台を彩る花々の写真展を開催します。庭木に街路樹、公園の花壇など、季節の移ろいを教えてくれる植物を収めた写真を展示します。住民の皆様からの写真提供もお寄せください。
◎日程:2022/09/29(木)~2022/10/04(火)
◎時間:10:00~16:00 (※10/3は14:00まで)
◎場所:ギャラリー服部(日本書道美術館 隣)
◎主催:常盤台の景観を守る会・常盤台公園はなづくりの会(共催)
皆様お誘いあわせの上、お越しくださいませ。
出没!アド街ック天国:板橋の田園調布「東上線 ときわ台」(2022/01/29 放送)
テレビ東京の番組「出没!アド街ック天国」(土曜夜9時:2022/01/29放送回)で、ときわ台が特集されていました。街の飲食スポットの紹介のほか、景観街づくりについても大きく触れられていて、途中、会のメンバーも登場して常盤台の成り立ちを解説しています。
見逃した方は、しばらくの間、下記のリンク先のページでもご覧になれます。
ランキングとともに街の歴史や景観に関する部分のナレーションを書き起こしました。(個人のお名前を抜いている都合、少し言い回しが変わっている部分がありますのでご理解ください)
20位:ときわ台駅【北口】
まず出迎えてくれるのは瀟洒な駅舎。
https://video.tv-tokyo.co.jp/adomachi/episode/00084796.html
昭和10(1935)年の開業時には田園調布駅にも負けないモダンさを誇りました。
ところが平成のはじめ(平成4(1992)年、自動改札の導入に伴い増築を重ね、ちょっと残念な装いに。
しかし今は風情を取り戻しています。創業時の駅の姿を3年前に再現。
「一度駅舎を撤去して新しいものに建て替える検討をしていました。地域の住民の方々の「残して欲しい」という声が多々ありましたので再現という形になりました」(東武鉄道)
駅舎の再現は地元の人の悲願だったのです。
そして改札の脇に置かれているのはときわ台駅の可愛い模型。シルバニアファミリーとモダンな駅舎の共演です。これをつくったのは街のおもちゃ屋さんのご主人。
「(駅を)普通のビルにしちゃって、箱だけのものにしちゃって、どこにでもある面白くない街になっちゃう。それがこれ(駅舎)があることによってこの街は生きると俺は思っています」
住民に愛される駅舎が街の風情をもつくるのです。
19位:クルドサック【北口】
駅の北側は昭和11年から分譲された高級住宅街。他の街では見られない様々な街路設計がなされています。
https://video.tv-tokyo.co.jp/adomachi/episode/00084796.html
例えば中央に緑地を持つ円形の道路。フランス語で袋小路を意味するこの名で呼ばれています。クルドサック。
昭和11年、マイカー時代の到来を見越して設置されたロータリー。住民以外の車が入ることは少なく、静かな住環境が保たれるのです。全国的にも珍しいクルドサック。常盤台にある5か所のうち、こと美しいと評判なのがこちらです。周辺住民がこまめに中央の緑地を手入れ。週に1回、植栽の選定や雑草取りをしています。
「せっかくこんないいのがあるんでね、キレイにしておけばいいかなと思って。もう草取りたくてしょうがない」
そして夜も明けきらぬ午前五時。毎朝クルドサックの掃除にやってくるのは82歳。
「みなさんの寝てる間にやらないとね、見てない間にやればいいなと思って。ただ二日酔いの時はキツイんですけどね」
板橋の田園調布。本家に負けず劣らず、エレガントな街なのです。
18位:本屋イトマイ【北口】
・3年前にオープンした本屋。併設のカフェは私語禁止。ドライローズの香りが個性的なスパイスカレーも。
・グラフィックデザイナーの店主によるキャラクター「ヨンバケ」は、本を読んでない人に来るオバケ
・板橋区は絵本の街イタリア・ボローニャと友好都市。絵本も充実。
17位:山忠水産【南口】
・自宅前でリーズナブルに魚介を販売。ときには100円コーナーまで。
16位:チーズ料理が渋滞中
・居酒屋「たぬき」(南口):チーズ餃子、スペシャルチーズポテトなどのチーズ系おつまみが充実
・韓国料理「ソウル物語」(南口):チーズちぢみ
・カフェ「ラ・パレット」(北口):チーズドライカレー
・ダイニングバー「アンティークダイニング583」(南口):チーズかけ鉄板焼き
・居酒屋「金ちゃん」:チーズグラタン
15位:プロムナード【北口】
北口の住宅地に情緒を生み出します。1周およそ2kmの並木道。先ほどのクルドサック同様、昭和初期の街路設計で生まれました。
https://video.tv-tokyo.co.jp/adomachi/episode/00084796.html
ときわ台の地名は、この地にあった常盤の松が由来。常緑を意味する常盤という縁起のいい名前のこの街を、昭和初期に東武鉄道が住宅地として開発します。昭和11年に分譲された常盤台住宅は、都市と農村両方の魅力をあわせもつ当時の理想郷として人気を博したのです。その頃家を買った方に話を伺うと…
「父は普通の中流のサラリーマンでしたけれど、父のようなサラリーマンでも変えたんですね」
当時の坪単価は20円から35円。大卒初任給が50円の時代に1区画80坪が1600円から購入できました。しかし…
「実際に購入した方たちは何区画もいっぺんに購入されて結果としてはお屋敷街のようになったんですね」
会社経営者や医師たちが何区画も買い求め、広いお屋敷が建ち並ぶようになりました。こうして常盤台は田園調布にも引けを取らない憧れの住宅街になったのです。
14位:夢の東京進出
・居酒屋「一生」(南口):沖縄から進出
・焼鳥・ちゃんこ「どすこい」(南口):福岡・久留米から進出
・ラーメン「桑名」(北口):北海道・札幌から進出
13位:開運中華「慶修」
・中華料理「慶修」(南口):つくる人によって味が違う街中華のチャーハン
12位:ケーキ屋さん
・パティスリー・ラ・ノブティック(北口):日本代表として出場したシェフがつくるヴィエノワ
・プティサパン(南口):理系シェフがつくるフルーツタルト
11位:森の番所(南口)
・街の犯罪抑止のためスタートした、天祖神社の入口に構える民間の自警団の詰所
10位:昭和の名建築(北口)
昭和初期から始まった常盤台住宅には、戦前からの名建築も残っています。
https://video.tv-tokyo.co.jp/adomachi/episode/00084796.html
・旧近藤邸(現:プラネアールときわ台スタジオ)
・アイン眼鏡
こちらは昭和12年に設立された帝都幼稚園。レトロかわいい園舎は今年85歳で今も現役。区の登録有形文化財にもなっています。園の門柱は昭和32年に卒業生から寄贈されたもの。設計したのは常盤台に住んだ童画家武井武雄です。タイルが張られ、左右で異なるデザイン。絵本の街板橋にふさわしいファンタジックな門柱です。
9位:そば「舟喬山」(北口)
・せいろ蕎麦、鴨せいろ
8位:ときわ台銘菓
区民が選んだ「板橋のいっぴん」の和菓子
・「御菓子司 泉屋」(北口):うぐいす餅
・「栄太楼」(南口):板橋お伝え最中
・「三木家」(北口):たれ団子
7位:キッチンときわ(北口)
・店主の名前が常盤で、常盤台と名前が一致したのは偶然のレトロな名物食堂。
・魚介のフライ、ハンバーグライス
6位:庶民派酒場
・焼鳥「彦一」(南口)
・大衆酒場「星忠酒場」(南口):電車のそば
・居酒屋「金ちゃん」(南口):鬼越トマホークの金ちゃんの両親の店
5位:山芳製菓(北口)
・わさビーフ
4位:日本書道美術館(北口)
・書家の小山天舟を中心に設立された日本初の書道専門美術館で、美智子さまも度々来訪。
3位:常盤台銀座商店街(南口)
・鮮魚「竹山魚店」:水曜と日曜限定の海鮮丼
・「末廣煎餅 加賀屋」:店主が焼く江戸っ子好みのお煎餅
2位:ときわ台天祖神社(南口)
・常盤の松があった、鎌倉時代創建と伝えられる神社。秋に例大祭。
1位:常盤台住宅(北口)
昭和初期のモダンな面影が残る住宅街です。住民たちの間では景観ガイドラインも制定されています。美しい街並みを守るため、新築の際の最低敷地面積や外壁や屋根の色などにルールを設けています。
https://video.tv-tokyo.co.jp/adomachi/episode/00084796.html
我が町を愛する住民の皆さんの想いとは…
「大住宅が並んで建っているっていうわけじゃなくて、そうじゃないんだけど街自体が素敵な街なんだ。そういう方向でなんとかその街を未来永劫残していけるといいなという風に思うんですけどね」(しゃれ街協議会)
常盤台住宅の中でも、こと風流な一軒が斯波邸。区の有形文化財に登録されています。現在二人の小さなお子さんのいるご家族がお住まいです。こちらが建てられたのは昭和12(1937)年。宮大工がつくったという雪見障子など細部にまでこだわりが詰まっています。しかし…
「冬がやっぱり寒くて、隙間風が凄く寒いです。」
「それどうするんですか…」
「我慢します…」
それでも縁側での日向ぼっこは至福のひと時。街の景観と建物を守りながら、楽しく暮らしています。
2021/10/31、衆議院選挙の日に投票所の前でバザーを開催しました。今年は珍しく年2回の開催となりました。
ここのところ春夏の選挙が多く秋冬の実施は少なかったこともあり、今回は冬服も集まりました。食器や生活雑貨など、家で眠っていた多くのものが新たな利用者に受け継がれています。
地域の人々の交流の機会ともなってきたバザーですが、今回で一区切りとなり今後の開催は未定です。
ご出品いただいた方、お立ち寄りいただきました方々、皆様ありがとうございました。